そよ風に吹かれて!

富士見市の公報「心に残っているもの」

街を歩いていて、狭い道を通る時、足音が聞こえなくても、風で、人とすれ違う のを感じます。わたしは、その人に向かって、おはよう御座いますとか、こんにちはなどと、 声をかけます。

その中でも、半分ぐらいは挨拶を返してきます。時には無言の事もありますが、 その時はきっと、会釈をしているのかなーと、解釈しています。

私は、散歩や買い物、大好きです。 目が見えなくなってからも、なるべく外出するようにと、心がけています。 杉田さーんと、声を掛けられるだけでも、きょうは外に出てよかったなーと、 うれしい気持ちになります。

以前身体障害者の会の先輩から、体に障害を持っていても、心の障害者にはなら ないようにと、いつもいつも、聞かされていました。 わたしは、この言葉を大事にして、いつも明るく楽しく、生きて行きたいと思っています。

飾らない、気負はない、ありのままの自分でいたい。 そんな私を支えてくれる友人達が、わたしの1番の宝物です。